こんばんは!
くべーらのたっちょです。
僕は在宅ワークが2週間が経ちました!
慣れてきたと共に、やはり営業マンとしては対面での雑談が恋しく感じています><
皆さんは、在宅勤務実際に始まってみていかがですか?
余談になりますが、ウェブ会議用のコミュニケーションサービスを扱っているブイキューブ(東証3681)についても、しっかりと右肩上がりに上昇してることから、テレワークの普及がはっきり分かります。
さて、本日のテーマである今後の相場についてざっくりとですが、考えていきたいと思います。
過去から見る現在の社会状況と相場について
先日の日経新聞の記事でもありましたが、現在の状況は約100年前に発生したスペイン風邪に似ている点・社会情勢がとても似ています。
※スペイン風邪とは(日経新聞参照)
20世紀最悪のパンデミックとされ、世界中で2000万人~4500万人が死亡し、日本国内でも約45万人が死亡した感染症。発症は1918年春アメリカの陸軍基地とされており、第一次世界大戦真っただ中だった当時、ドイツが初めは中立国であったアメリカの商船に攻撃をしかけたことで、アメリカが参戦しスペイン風邪も世界に広まっていくことになりました。ちなみに当時は船による移動が主であり、軍隊が都市や農村に駐在することで、村々に広がっていったと言われています。
備考ですが、名称が「スペイン風邪」となったのは、中立国であり自由に報道を行ったスペインから名づけられているらしいです。
さて、そんなスペイン風邪は台湾にまで感染を広げ、当時台湾を統治していた日本にも広まっていきます。下記に状況について簡潔にまとめてみます。
スペイン風邪による日本国内での感染
人口 :5600万人
死亡者: 45万人
死亡率: 0.8%
スペイン風邪の流行とコロナウイルスの蔓延の「共通点」
①特効薬がなく、世界的なパンデミックを引き起こしている点
②日本国内でのパンデミックによる社会への影響
→100年前も外出禁止令に近い状態で、他者と距離を置き、マスクをつけることを推奨されていました。また、体が弱い方は悪化しやすいと言われ、学校を始め施設の休止を余儀なくされていたようです。
(100年前と現在が同じ施策というのも少し驚きですが、、、。)
スペイン風邪の 流行とコロナウイルスの蔓延の「相違点」
①感染拡大のスピード
→飛行機や新幹線がなかった100年前と比べると、人の移動が激しく感染拡大も一気に起こっています。
②医療の発展
→当時はイタリア風邪についても、細菌が原因と考えられており、ウイルスが原因と分かるようになったのは、1930年以降のことでした。しかし、2020年においては特効薬がないという状況は変わらないものの、敵であるウイルスを検知し知ることができています。ここには大きな差があります。
今後相場はどう動くのか
社会状況について前章に記載しましたが、ここでは過去の相場の動きから、今後の相場について考えたいと思います。1920年付近のダウにフォーカスして画像を切り取ってみましたので、1921年4月に注目してみてください。僕は2020年4月は同じ状況だと考えています。
データや画像はmacrotrendsからの引用
細かい箇所で少し分かりにくいですが、1920年は急下降の後、「上がり」・「下がり」・「大きく上げる」という相場になっています。これは、戦後の不況との説もありますが、前章で記載した「スペイン風邪」も強く影響すると僕は考えます。そもそも戦後は、どちらかというと購買意欲が上がり、経済的にはプラスに影響することも少なくありません。1920年11月に「$991.26」を安値を付け、一瞬持ち直したように見えて、その後1921年8月に「$978.67」の最安値を更新してしまいます。あくまで過去の事例であり、今後の相場の動きを保証するものではありません。ただ、近い状況の中で、十分に似たことが起こる可能性はあるかと思います。根拠としては下記になります。
①社会的な状況と市場の動きが過去と現在でリンクする部分が多い
②現在コロナウイルスについては、解明への研究は世界中が行っているものの、まだ特効薬ができていない状況であり、収束の見込みはない。
③寓話的な話になってしまいますが、「SELL IN MAY」という言葉があるように、 5月~10月は統計的に相場が下がる傾向にあり、社会情勢に加え投資家心理もそこに準じて動くと考えれられるからです。
※また、備考になりますが企業の業績を分析する「帝国データバンク」の開示情報でも、4月8日までに新型コロナウイルスが影響で上場企業(日本)161社が業績の下方修正を行ったことが、データとして明らかになっています。製造業が目立ちますが、国内企業で減少した売上高はデータ上ですが、「約1兆4100億円」となります。目安で言ううと2013年の指標になりますが、スイーツの市場規模が約1兆5000億円と言われているので、イメージしやすくお話しすると、コロナウイルスの影響で日本からスイーツが消えたというと、分かりやすいかもしれません。
(僕はスイーツなしでは生きれないですし、同じような方もたくさんいらっしゃると思うので、この辛さがどれほどのものか伝わってくれると嬉しいです。。)
買うべきタイミングと売るべきタイミング
ここまで、社会情勢と過去の状況について僕のつたない分析で読み解いてきましたが、やはり一番気になるのは「それで、いつ買っていつ売ればいいの!?」ってところですよね。ここからは、この部分についてしっかり考えていきましょう~!!
前章を読んでくださった方であれば、だいたい推測して頂いているでしょうが、
ずばり最低一回は
5月以降でもう一度強烈な下げが入る
と僕は考えています。
5月6日で緊急事態宣言が解除になるのか、延長になるのかは僕には分かりませんが、経済的なことを考えると、6月7月まで続けることはあまり現実的ではないはずです。
そのため、解除のタイミングで確実に感染者は増えると共に、企業も思い切った営業活動ができないなか二の足を踏んでいく展開になることが予想されます。そのタイミングで、悪い決算が連発し、通説通り売りが始まるともう止めることはできないでしょう。。たっちょの見通しでは、夏以降に日経平均は1万7000円~1万5000円台まで下がり、秋以降コロナウイルスの再度の蔓延に伴い、政府は2度目の緊急事態宣言を発表するのではないでしょうか?ただ、2度目の緊急事態宣言では現在4月より効果的な経済政策が必須となりかつ、オリンピックを無視できないため、最も有効な諸刃の剣である「減税(期間限定)」をセットで提示してくると僕は思います。減税は経済対策としては最も有効な反面、痛みの先送りであるため、根本的な解決策ではない手法です。(だからこそ、政府として使い方や期限の設け方で腕が試されます)
結果、冬を乗り越えると共に、感染は徐々に落ち着いてき、また「減税」とオリンピックへの期待で相場は盛り上がってくるというのが僕の見立てです!
オリンピックが終わった後は、おそらく徐々に相場は盛り下がっていくでしょう
つまり、皆さんに実践して頂きたいのが下記手順となします。
①4月中に相場が下がることで利益を得る仕組みを作る
→ex.(1357)日経ダブルインバース、(2035)NEXT NOTES VI 日先物を買う
製造業、派遣関連の景気低迷で減益が見込まれる大手企業の株を売りで仕込む
※日経平均が1万9500円以上のタイミングで仕込めるとベスト!
②夏以降の大おさげのタイミングで、保有する株を一度利確!
→たっちょの推測では、最大1万5000円台まで下がる可能性があると思いますが、ここについては日銀の買いも入るので、状況次第という所でしょう。
1万6000円台半ばを下回れば、安全投資としては十分に利確していいタイミングだと思います。
③大さげしたタイミングで、通販系・IT系・AI系の株を買いで入る!
→オリンピックまでには、現在の水準(2万円前後)のラインまでは戻してくる可能性が高いので、日経平均が1万7000円以下の局面で買いで入れば、基本的には上昇する可能性が高いでしょう。
ex.(4307)NRI、(4478)フリー、(4388)エーアイ、(3135)マーケットエンタープライズ etc
④2021年3~4月頃を目途に保有銘柄の利確を行う
→オリンピック相場の手前で利確してしまうのが賢明でしょう。一番上まで待つのではなく、投資においては70%くらいの結果を追うのが負けないコツかもしれません。
最後に
長文の中、最後まで読んでくださりありがとうございました。つらつらと書いてきましたが、あくまでぼく個人のきっぽけな予想なので、これを受けて皆さんなりの「正解」を探していただければ嬉しい限りです。当たり前ですが、投資に答えはありません。相場がわかればプロは失敗なんてしません。予想の大枠はあっていても、ちょっとしたタイミングや予期せぬ外的要因で流れが変わってしまうこともありえます。ただ、それもまた面白いこと!株式投資も自分なりの仮説を立て、とにかくやってみることでしか何にもなりません。投資が皆さんの人生に納得感を与えるものと信じてやみません。
今回も最後までお読み頂き有難うございました!!
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