くべーら

昨年、株のみで400万稼いだたっちょと人材業界4年目のごうちゃんが株と転職の情報を提供する。

【書籍紹介/会計】簡単、会計思考の基礎が分かるオススメ書籍の紹介

こんにちは!

「投資×転職」でキャリアを考える情報発信サイト「くべーら」 を運営する、株だけで年間400万の利益を出す男こと たっちょ です。 

 

今回は、「会計」関連の書籍についての紹介記事になります。私自身、営業職から経営管理職へとキャリアチェンジをし、勉強し始めたテーマです。個人的には、感覚ベースの人間であり、それほど数字で物事を測ることは得意としていませんでした。しかし、必要にかられ勉強してみる楽しい面もあり、本日は「思考法」という観点で、皆様にも共有したいと思います。ここでは、簡単に書籍の内容をまとめてみますね~~。

 

会計思考力

 

〇『会計思考力』の概要について

 前提として会計思考を学ぶ意味とは何なのでしょうか。ゴールとしての回答は、「自社を改善するため」となるかと思います。会計スキルを身に着けることで、ある項目に対して、数値という指標を用いて、全体(全社)の最適化(経営の合理化)の判断を行えるようになるということが趣旨として述べられています。

 

 

〇会計において使える具体的な手法について

 

総資産回転率(売上高/資産)は、総資産がどれだけ効率的に売上高を生み出したか」という資産用効率を表す指標であり、業界平均値をもとに分析します。

 

特徴として、総資産回転率は、例えば小売業の方が製造業よりも高いです。

※仕入れてから、販売するまでの期間に差があるからです。製造業は材料から仕入れてそれを加工し、顧客へ出荷して初めて売り上げを請求することができます。対して、小売業は完成品を仕入れて、店頭に陳列して、訪問した顧客が購入するタイミングで請求することができます。

・製造業は売上が下がると、売上原価率が高くなる

※固定費があり、100個製造するのも50個製造するのも設備費や人件費は同じで、作る数量に応じて、費用が異なるため。

 

★総資産回転率を高くするには!?

①工場などの固定費を減らす

②仕入れから販売までの時間を短くする

また、自己資本比率を高めるには、「負債を返済する」「増資する」「当期純利益を増やす」という方法が一般的です。

 

※経営指標分析は、経営活動と経営指標の関係性を十分に理解したうえで、行わなければあまり意味がありません。(単純に昨年との数値比較のようになってしまうため)

 

参考

・売上総利益率    = 売上総利益/売上  × 100

・売上高販管費用比率 = 販管費/売上高   × 100

・売上営業利益率        =営業利益/売上高  × 100

・流動比率      =流動資産/流動負債 × 100

 

※流動比率は100%以上が好ましいが、流動資産の中には棚卸資産が含まれるので、在庫が1年以内に販売できず、不良在庫となってしまうと現金化が難しくなる可能性もあります。

※流動資産→1年以内に現金化されるもの

(現金・預金・売掛金・受取手形・有価証券・棚卸資産等)

※流動負債→1年以内に返済しなければならないもの

(買掛金、支払手形、短期借入等)

 

・当座比率      =当座資産/流動負債 × 100

 └在庫のリスクを取り除いているので、この指標が100%以上であれば短期の

支払い能力は高いといえる。

※当座資産=流動資産-棚卸資産

 

・固定比率 = 固定資産/純資産 × 100

※固定比率は100%以下であれば、銀行等から借り入れせずに固定費を自社で賄えているということです。

 

〇最後に

  いかがでしたでしょうか?今回はこちらの著書に記載のあることを簡単に抽出して書き出してみました。皆さんの会計を学ぶとっかかりになれば幸いです。会計は小難しく難じてしまいますが、分かると企業の分析をする際に非常に役に立ちます。また、個人的な意見になりますが、会計を通して「数字で物事をみる」ことの大切さと、数字の限界にも気づくことができる気がします。もし、興味を持って頂ければ会計に世界を一緒に学んでいきましょう~。

 

会計思考力

会計思考力

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くべーらではこれからも皆さんの「投資×キャリア」で「人生の納得感を高める」情報の提供を行っていきますので、一緒にキャッチアップしていけると幸いです。

 

Thank you and best regards,

 

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