くべーら

昨年、株のみで400万稼いだたっちょと人材業界4年目のごうちゃんが株と転職の情報を提供する。

【投資/豆知識】少し知ってると、かなりお得な「時価総額」について

メリークリスマス!!クリスマスは決して休場ではございません。本日も相場は動き続けています 笑

「株×転職」でキャリアを考える情報発信サイト「くべーら」 を運営する、株だけで年間400万の利益を出す男こと たっちょ です。

 

本日は時価総額と向き合い方について、書いてみたいと思います!普段同僚や友人と話をしていると、コロナ相場の影響もあってか株の話題になることが少し増えたように感じます。ただ、「株価」がトピックの中心に来ていることが多く、自分自身も「株価」にばかり意識が言っているなと感じたので、今日はもっと大きなフレームとして、「時価総額」という観点を皆さんと共有できればと思った次第です!!!

 

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時価総額って!?

 株式市場においての「企業価値」を表したものです。企業の価値を示す一つの指標であり、株式市場でどの程度期待されているかを定量的に知る評価手段であると言えます!もちろん、あくまで株式市場における評価ですので、一概に時価総額が高いから、「良い」企業と断言できる訳ではありません。該当企業には関係性の低い、外的要因やマネーゲームの影響を受けてしまう反面もあります。他にもバイオベンチャー等は開発途中段階の新薬への期待値だけで時価総額が異常に高くなり、結果臨床段階で承認されず、株価が暴落し時価総額も急落してしまうこともあります。有名な話だとサンバイオショックがありましたね 笑(コロナ新薬関連もお気をつけくださいませ!)

参考ですが、下記が時価総額の算出方法なので、よろしければ自分の好きな企業の時価総額を計算してみてください!

 

時価総額 = 株価 × 発行済株式数

 

例えば、A社では 1000円/株の発行数が1万株だった場合は、

 

A社の時価総額 = 1000円 × 100万株 =10億円

 

となります。

時価総額の活用方法 

実質的な企業価値を知る

 普段私たちは、株価に注目することは多いと思いますが、なかなか発行済株式数に着目する機会は少ないのではないでしょうか。一見株価だけで見ると、1000円/株のA社より1500円/株のB社の方が市場の評価を受けているように考えがちです。しかし、ここでA社の発行済株式数が100万株で、B社の発行済株式数が50万枚だっと場合は、A社の時価総額が100億円(1000円/株 × 100万株)、B社の時価総額が75億円(1500円/株 × 50万株)となり、実質的に市場における企業価値が高いのはA社であるという考察を行うきっかけにもなります。

企業の値ごろ感を知る

 投資を検討する際に、ほとんどの場合でその銘柄が現在の「企業価値」に対して「高い」のか「安い」のかという値ごろ感が気になるかと思います。特にグロース投資(成長株への投資)を行う場合は、その銘柄の伸びしろという所になりますね。その際に、業界の市場規模と首位の企業の時価総額を確認してみましょう!市場規模は今後の増減の方向性を行い、どの程度の市場規模で、その業界の首位企業の時価総額を知ることで、投資しようとしている企業にどの程度株価が伸びる余地があるのかをおおよそ計ることが可能です。

 例えば、市場規模は1兆円で、その業界の首位企業A社の時価総額が800億程度だっとします。現在投資を検討している企業がマザーズにて時価総額20億程度ということであれば、企業の努力次第ではまだまだ伸びる可能性があります。(頑張れば市場規模200億程度になるのでは?etc)逆に、1兆円の市場規模の中で、首位の企業が200億程度であればどれほど頑張っても、200億が限界であり、せいぜい100億いけば良いほうなのではと考えることもできます。

 もちろん、市場規模と時価総額に明確な相互関係はありませんが、投資の際の株価の上限値を考える指標として取り入れることはできるように僕は思います。

企業の買収を検討してみる(笑)

 また、時価総額の使い方で、もう一つ面白い方法があります。時価総額と該当企業が持つ純資産(ざっくり言うと「キャッシュ」)を比較して、時価総額の方が企業の持つキャッシュより小さい場合は、M&Aを行った後に、その企業を解散すれば、確実に儲けることができる状況です !!!笑 これは少し法人として相場を見る際の考えになりますが、そのような企業がある場合はTOBが仕掛けられて、株価が上がるかもしれないということを予想することもできます。ただ、通常そのような状況は異常であるので、この企業の経営は大丈夫なのだろうか?と考えるほうが良いでしょう。

 

 

 本日のトピックである「時価総額」についていかがでしたか?なかなか意識しにくい部分かと思いますので、今回の記事をきっかけに皆さんが目を通してくだされば何よりです!

 

くべーらではこれからも皆さんの「投資×キャリア」で「人生の納得感を高める」情報の提供を行っていきますので、一緒にキャッチアップしていけると幸いです。

 

Thank you and best regards,

 

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