おはようございます!
くべーらのたっちょです!
日曜日の朝、爽快ですね~ 皆さんは朝をいかがお過ごしでしょうか?
ちなみにたっちょはバリバリの夜型ですので夢の中で過ごすことが多いです 笑
さて、今日は新しい切り口で記事を書いてみたいと思います!
僕が推奨するグロース株投資では、企業の成長性をしっかりと見極めれれるかが重要なポイントになってきます。
※グロース株投資:成長見込みのある新興株へ株価が割安の時に投資し、企業の成長と共に株価が上がったタイミングで売買する投資法
ブランディアとは
皆さんが一番身近に感じる所としては、「ブランド売るならブランディア~」という菜々緒さんのCMではないでしょうか??正直、僕もブランディアを知ったきっかけは、このCMになります 笑 ちなみに菜々緒さんのCMはブランディアのHPに掲載されており、様々なバージョンで見られるので、ご興味あれば見てくださると嬉しいです 笑
さて、本題に入りますね!ブランディアとは、デファクト社の主力事業です。2004年に設立され、平均単価1000円~1万円未満の価格帯のブランドやアパレル品等を中心に宅配で買い取り、ネットで販売する事業。当時は既存の競合他社が高級品を取り扱う中、低価格帯にフォーカスしたのが功を制する結果になりました。また、商品価格データを蓄積することにより、自動で値付けを行い、自社倉庫で管理することで、かなりコストを抑えた事業展開を実現することができたといえるでしょう。
一見、特に問題のなさそうなこちらの企業について、今回は考察を深めていきましょう!!
なぜブランディアは失敗したのか
では、なぜここまで順調に成長してきたブランディアは失速してしまったのでしょうか?理由は下記の2つだと考えられます。
①フリマアプリ勢力の台頭
メルカリを筆頭に当時はブルーオーシャンだった、CtoC(コンシューマーtoコンシューマー)の市場が低価格帯のブランド品領域を犯し始めます。このようなサービスではシャア1位の企業が市場の大半を独占しやすく、乱立した際に2位以下への登録者数が激減してしまう傾向にあると言われています。これにより低価格帯ブランドという新しい市場だったブルーオーシャンは、より間口が広く価格も下がる傾向にあるフリマアプリに勝てなくなっていきました。
②高価格帯への転換
低価格帯ブランドというブルーオーシャンでの勝利が難しくなった、同社では戦いの舞台を変えるために、単価1万円付近の商品取り扱いの強化という施策に乗り出します。しかし、これにより買取費用が上昇したにも関わらず、思うようにそれに見合う販売ができず苦戦してしまいます。結果、粗利率が急激に下がってしまい、同社は「消費税増税前の駆け込み需要を見込んでいたが、恩恵を受けられなかった。また低単価アパレルにおいては粗利率と回転率の観点から見込み違いが起きた」と説明しています。
※企業活動において、売上というのが一番に見られることが多いですが、企業の本当の意味での体力というのは粗利によって作られるので、ここが落ちてしまうことは、気にかける必要があります。
最後に(投資家的観点)
では、ブランディア(デファクト社)は完全に終わってしまったのか?僕はまだ終わらないと信じたいというポジションです!デフェクト社は、2020年1月上場を廃止し、(東証3328)BEENOS㈱の完全子会社となりました。これだけを聞くと、ただの悪いニュースであり、そのまま話が終わってしまいそうですね。ただ、投資をすると視点で話すと、マイナスの状況からプラスへの好転は株価の上昇に直結します。そうなったときに大切なのは、しっかり底値で買えるかがポイントとなります。僕はこの状況について下記の観点で、一定以上の確率で勝率のある投資ができるのではと思います。
①(東証3328)BEENOS㈱の完全子会社になったこと
もともと、BEENOS㈱の連結子会社であったので、買収等の敵対的な要素はありません。そのため、上場を廃止するというのは、コストを大幅にカットすることに繋がります。そして、このBEENOS㈱は越境ECに力を入れており、ECの領域ではかなりシナジーを期待でき、販路を海外に向けることもできるのではないかと考えます。
※上場を維持するには数億円のコストが発生します(上場とは信用や資金を集めるのにもお金がかかってしまうんですね><)
②社会的状況が一変して、ネット通販の需要が急増している
昨今の社会状況の急変化により、今ネット需要が急増しています!野菜の宅配で有名なオイシックスでは、一時期新規の申し込みに対応できなくなっていました。そして、このブランディアもご多分に漏れず、しっかりと需要が急増しています!なぜか、それは在宅時間が多くなり、部屋の掃除を始めた人々は整理のために、いらなくなったブランド品を売ろうと考えるからです。もちろんメルカリ等のフリマサイトに流れる層も多々ありますが、市場自体が急拡大しているので、まだまだ知名度のあるブランディアにとってはプラスの影響を与えました。その結果、現在一日の査定が間に合わない状況になっているようです。
これは、次回の決算では親会社(東証3328)BEENOS㈱の株価に大きくプラスの要因になってくるのではないでしょうか?
ちなみに僕も掘り出しものが衣装ケースの奥から出てきたので、ブランディアに出してみようと思います 笑
※投資家として実際にサービスを使ってみるのは、結構大切なことです!
今回も最後までお読み頂き有難うございました!!
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