こんにちは!
「株×転職」でキャリアを考える情報発信サイト「くべーら」 を運営する、株だけで年間400万の利益を出す男こと たっちょ です。
日経平均は2020年年末の大納会で「2万7444円」を記録した後、2021年最初の大発表会から数日間は値を下げたものの、またも2万8000円台にタッチしましたね!現実では、「緊急事態宣言」が発令され、確実に経済への打撃は出るにも関わらず、株式市場の世界はどんどん実態経済とかけ離れていきますね 笑
アメリカ、日本ともにですが、感染者数が増えると政府が経済政策を行うことに期待して、株価は上昇するという不思議な現象が起こり続けていますね。。感染者が減ると逆に今度は株価は下がるのでしょうか 笑
さて、本日のテーマは「損益通算」です!2021年1月現在の社会状況を踏まえて、書いてみました。
2020年相場を振り返って
皆さんにとって、2020年はどのような1年だったでしょうか?多くの方が「変化」を経験したのではないでしょうか?特に4~5月は会社に行くという選択肢しかなかった感覚が一掃されたように思います。テレワークという新しい形がスタンダード化され、新宿駅が閑散としていた光景は個人的にも衝撃でした。
また、株式市場の観点から見ると、年始から年末にかけて大きく相場が動きました。日経平均では、1万6000円台~2万7000円台と1年で1万円以上の相場変動が起きるとは本当に驚きです。個人的にも3月の急落相場で、2万3000円から1万6000円台まで日経平均が下がった際にはかなり苦戦しました。精神的にも追いつめられましたし、資産が一気に減ることの恐ろしさは今も忘れられません。でも、だからこそブレないメンタルと相場の急落でも負けない投資を真剣に考えるきっかけになりました。あらゆる億越えプレイヤーが、大損失の後に自分のスタイルを見出していくという言葉の意味を経験を持って実感しました。失敗以上の成功を必ず成し遂げると決意した年でもありました。
確定申告とは
そんな怒涛の一年も終わり、2~3月の確定申告の時期が近づいてきましたね。ただ、意外と確定申告についてあまり考えずに過ごされている方もいらっしゃるのではないでしょうか?自営業の方は自分で税金の管理を行うため、習慣として身に付いていると思いますが、会社員だと総務から年末に送られてくる年末調整くらいしか、税金を考えるきっかけがないかもしれませんね。そんな方に思いだして頂きたいのが、「確定申告」です!!笑
確定申告とは、「1年間の課税所得を確認し、納める税金を確定させる申告」です。その中で、通算して払いすぎている税金に関しては還付があるので、上手く使うことで節税にお得な制度でもあります!
上記、確定申告を行う税務署のHPのリンクを張り付けておきました!まだ、令和2年分の掲載となっていますが、令和3年分も2月15日~受付が始まりますので、お忘れなく!!
株式投資における損益通算について
今回のトピックテーマである株式売買で発生する所得税・住民税の「損益通算」について、簡単に説明します!(書式の書き方等は、上記掲載の税務署のページから確認してみてください)
「損益通算」とは、「1年間の株式取引について、通年で損が大きかった場合は、その年に発生した税金について還付される」という制度です。多くの方が、1年間で何度かの売買を行われているかと思います。そして、その中では利益を得た取引もあれば、損失を受けた取引もあったことでしょう。
対象となる方は下記に該当する方となります。
①特定口座(源泉徴収あり)での取引を行っており、負け越した方
②特定口座(源泉徴収あり)での取引を行っており、複数口座をお持ちの方
こちらに該当する方は、一度損益通算を検討してみることをお勧めします!
「①特定口座(源泉徴収あり)での取引を行っており、負け越した方」は、1年間の損に対する還付は、証券口座が行ってくれています。しかし、損益が出た分について、損益通算を行うことで、次年度以降3年間にわたって、損益金額分の利益に対する課税が免除されます。
ex.
証券口座A で 年間80万円の損益を計上
損益通算を行うことによって ⇒ 次年度の取引で80万円分の利益まで非課税
⇒ つまり80万円×0.2 = 約16万円分お得
「②特定口座(源泉徴収あり)での取引を行っており、複数口座をお持ちの方」に該当する方は、おそらく更にお得かもしれません!
ex.
証券口座A で年間80万円の損益を計上
証券口座B で年間30万円の利益を計上
損益通算を行うことによって ⇒ トータルで50万円分に対してのみ課税
⇒ つまり30万×0.2 = 約6万円分のお得
いかがですか?このように損益通算を使いこなすことで、税金を過剰に支払うことを抑えることができます。
改めて大切な点としては、「通期の損失分を考慮した課税となる」「損失が利益を上回る場合は、3年間は翌年に損失額分の非課税を繰り越すことができる」
今後も社会情勢の激変により、今まで以上に安定しずらい相場が予想されます。そんな時に、損益計算の原則を知っていると投資のスタイルに幅をもたらすことができるかもしれません。
くべーらではこれからも皆さんの「投資×キャリア」で「人生の納得感を高める」情報の提供を行っていきますので、一緒にキャッチアップしていけると幸いです。
Thank you and best regards,
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